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また、終わりが近付いてる。 白い部屋の、真っ白なベッドの上。 横たわるあなた。 呼吸器は、西谷自身の意思で外されている。 もう、限界だと。 医師は辛そうな顔で言った。 そんなのは、誰よりも私が一番分かってる。 「西谷」 そっと近付いて、彼の側に膝をつく。 「ごめ、んな」 ひゅー、ひゅー、と。 口から息を溢しながら、そんなことを言う。 「どうして」 どうして謝るの、あなたが。