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西の城…塔の最上階の一室
ベッドの上で目を覚ました涼介
慌てて辺りを見回すが……誰もいない
特に何かされた様子もない
ほっと一息ついた
涼介〉失敗したなぁ……あんな大きい声で
独り言とかさ……もっと気をつけなきゃね
大事な尻尾……うん!大丈夫
力も戻ってるし……悪いけど
こっそり帰らせてもらおかな?
そっとベッドから滑りおりる
部屋のドアに手を掛け開けようとすると…
男爵が入ってきた
ケイン〉おやおや?仔猫ちゃん!
お目覚めかな?
涼介〉お世話になりました!
それでは失礼します!
尻尾を隠しつつ……ドアの方へ
じりじりと躰を動かしていく
ケイン〉もう帰るのかい?もっとゆっくり…
しておいで?可愛い仔猫ちゃん
男爵が手に持っていた小箱の蓋を開ける
……………堪らなく………いい香り……
パスタといいます^^駄文書きです。 たまに加工したり。。隠居ですが(笑 来るのも最近は億劫で サンジきゅん推しは相変わらずです BL魂も...