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いつからだろう。
君に毎日のように花束を贈るようになったのは、
君は毎回花のように美しくそして優しく微笑んでくれる。
そんな君が見たくてよく花束を贈ってた。
でも、今は毎日のように君に花束を贈っている。
君が好きだと言ってた花。
君は花が大好きでよくいろんな花の花言葉を教えてくれた。
その時1番心に残ってるのが"白いアネモネ"の花言葉だった。
"白いアネモネ"の花言葉は『希望』だった。
だから僕は毎回花束に白いアネモネを入れていた。
君に希望を持って欲しくて。
でも、君は居なくなってしまった。
それでも、俺は君に花束を贈るよ。
俺に希望をくれた大切な君に花束を
俺はそう心の中で呟きながら、俺は君の墓の前に花束を置いた。
일°
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