来い 濃い 恋 #30

私は、国見のことが、好き･･･

かおりさん達はこれを気づかせるために、国見に近づくなって言ったのかな
作り終わったドリンクを持って体育館の中にもどった

捺聖）お、ちょうど時間かな
私が戻るとちょうど休憩時間になろうとしていた。

及川）じゃ、休憩！
ぞろぞろと選手達がベンチに戻ってくる。
はい、どうぞ、なんて声をかけながらドリンクを渡していく。

国見）捺聖
捺聖）ん？あ、はい、ドリンク
国見）ありがと･･･
捺聖）んー
国見）･･･ねぇ、
捺聖）んー？
国見）なんで今日そんなに俺のこと避けるの

びっくりした。気づかれてないと思ってたのに。

国見）おい、なんか言えよ･･･

少しシュンとしたように言ってくる。
捺聖）かわい（ﾎﾞｿｯ
国見）あ？
捺聖）う、ううん。何でもない！ほら、休憩終わるよー？

眉間にシワを寄せて戻っていった国見。


バレてないよね？？