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卒業する君へ、#5
投稿日:766 0 365.
先輩との距離が近すぎて、どんどん顔まで赤くなっていく。
ほんとにタコになっちゃいそう、
「あっ…」
ふと視界に入ってきた先輩の制服の第2ボタン
それと同時にクラスの女の子からのある一つの頼み事を思い出す
その頼み事の内容は_
"涼介先輩の第2ボタンを貰ってきてほしい"という頼みごと。
その女の子はゆるふわ髪にくるんとしたまつ毛、バランスよくついた鼻と口でまさにお人形さんみたいな可愛い女の子。
涼介「ん?どした?」
あんな可愛い子から好意を持たれたら先輩喜ぶんだろうな、だなんて考えながら先輩の顔をじっと見つめていると、先輩がこっちを振り向いた
「あの、…第2ボタン、」
涼介「ボタン?」
「先輩の第2ボタン、2組の女の子に渡してあげてください…っ、」