月島蛍×彼女 小説
「ふっ……ん」
声が出る。自分じゃないみたい
「猫みたい(笑)」
月島蛍が笑った。この顔、私好きだ
「猫じゃない!」
「喉気持ちいいんデショ?」
「そんなことっ……」
無いって言えない。私は月島蛍を睨んだ。
「意地悪」
「そんな涙目で見られても」
彼はそう言うと私から離れてマットの上に座った。
「きー、ちゃん?」
「来ないで」
どうしたの?って聞きたかったけど理由はきっと彼女がいるのに私とこうしているからとかなのかな。悪いことしたな……
「ご、ごめんね!離れておくね……」
「そこに居て」
彼はそう言うと長い腕を伸ばして私を近くに座らせた。本当に良くわかんない人だけど優しいことは知ってる。
「ちょっ、……。」
まぁ、いっか。それより
「ありがとう」
私は背中越しに彼にお礼を言った。
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