月島蛍×彼女 小説

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〜数日後〜
｢月島、ちょっといいか？｣
｢何？王様。｣
｢俺、山崎さん好きだ。｣
｢っ！？はぁ？｣
｢だから、お前には負けない｣
そう言うと影山は走り去っていった。
｢蛍？どうしたの？｣
後ろから笑心が来たからちょっとビックリした。
｢別に。そう言えば咲が笑心に謝りたいって｣
｢え、いいよ。そんなの｣
笑心は僕の袖を少し掴んで震えていた。
｢怖い？｣
｢うん。｣
｢そ。｣
僕は彼女の頭を少し撫でてキスをしようとした
｢やっ！！｣
顔を逸らされた。今までこんなことはなかったはず…さっき影山が言ってたことが頭に流れた。
｢どうしたの？｣
笑心は涙目で小さくごめんなさい。って言った。
｢影山君とキスしちゃったのーー｣
僕は穏やかな顔のままではいられなかった。