岩泉一×彼女 小説
「この間はサンキューな?」ニコ
さっきの及川先輩の笑顔より素敵な笑顔で私にお礼を言った岩泉先輩に私は見とれてしまった。
「ん?どうした?」
「あ!いえ、」
「岩ちゃんの鈍感……」
「なんか言ったか及川」怒
二人のやり取りが面白くて笑いを堪えられなかった。
「先輩達仲いいですね。じゃ、私はこれで…」
「あ、ちょっと待て」
突然、呼び止められて振り返る
「お前、その……」
「?」
「名前教えて欲しいんだって」
横から及川先輩が言ってきたからびっくりした。
「ふぇ!?名前?き、菊花涙菜です。」
「へぇ、涙菜ちゃんかぁ~可愛い名前だねニコ」
「えーとぉ」
少々反応に困っていると、間に岩泉先輩が入ってきた。
「菊花、だったよな?コイツのことは無視しろ。」
「あ、はい!」
「じゃ、行っていい」
私は凛が待っている教室へ駆け出した。
「良かったね、岩ちゃん」
「あぁ?ま、今だけお前に感謝しなくもない」
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