届かない想い N # 2
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貴方に出会ったのは10年前の夏。
私を助けてくれたんだ。
具合が悪くなって公園にいた私を。
『大丈夫、ですか？』
綺麗に整った顔立ちに白い肌。
私のタイプだった。
同い年くらいか、ちょっと年上。
「ちょっと体調が悪くて…」
「でも大丈夫です、お気になさらず」
そう言ったのに貴方は。
『家まで送りますよ』
『家、教えてくれます？』
その瞬間、貴方の優しさに惚れました。
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絢
O P E N ☟☟ ・ ・ ・ ・ ・ 絢（ あや ）と言います 書き手やってます 😌💭 暇潰しにでも読んでみてください 長編から短編まで Why don...
