届かない想い N # 6

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＿チロンチロン

俺の携帯がポケットの中で鳴った。

［櫻井○○］

そう書いてあった。

［今日はほんとにありがとうございました。だいぶ楽になりました。今度お礼がしたいです。］

そして＿

［また会えませんか？］

また会おうとしてくれてる、会って話したい。

あの事を。

流石に早いか。

俺はこう返信した。

［それはよかった。ええ、是非。お礼なんていいのに。］

［予定、貴女に合わせますよ。好きな日に。］

第一印象は、いいはず。

もっと仲良くなって、話さなきゃいけないんだ。





そして俺のした"罪"を償うんだ。




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