I still love you … M # 6
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それから少し経って俺達は二人で会うことになった。
『舞依、こっちこっち』
「あっ潤!ごめんねお待たせ」
『んーん。さっ行こうか』
「ね、大丈夫バレない?」
『平気っしょてかデートじゃねえもん』
「そ、そうだね」
なんてのは嘘。
俺はデート気分だった。
…
夕暮れ時
気付いたら俺は舞依の手を取っていた。
舞依もそれに応じるように握り返して。
傍からしたらきっと俺らは恋人。
そんな感じが嬉しくて嬉しくて。
でも、世界で1番愛しているのは里帆。
それはいつでも揺るがなかった。
手を繋いで歩いていたことを里帆に偶然見つかったなんて思いもしてなかった。
辿り着いたのはある公園。
ベンチに座った。
「今日はありがとう楽しかったよ」
『こちらこそ』
「また、会いたいなあ、」
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O P E N ☟☟ ・ ・ ・ ・ ・ 絢( あや )と言います 書き手やってます 😌💭 暇潰しにでも読んでみてください 長編から短編まで Why don...