#4

知念くん。

やっと名前を知れたのに彼の名前を口にすることは無い。

彼と話したことも、目を合わせたこともないのだから。



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言ってしまえばストーカーみたいなことをしてると自覚しているけど、自分では違うつもり。


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知念くんに憧れのような、でもそれとは違うような特別な感情を抱いている。



触れたくても触れられないような手の届きそうで届かない彼。



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そんな彼との距離に変化が現れたのは突然だった＿＿＿



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