#3
投稿日:
1474
8
19
0
「これください。」
月曜日の放課後。
迷うことなく俺は最寄りのコンビニへ直行し牛乳パンを手にとった。
もう、ここの店員さんにも顔おぼえられたかな〜
なんて考えながら店を後にする。
そして駅に行き、電車に乗る。
行き先は毎回決まってる。
烏野から離れた、誰にも見つからない、秘密の場所。
しばらくの間電車に揺られ、辿り着いた先には先客がいた。
「会いたかったよ、孝ちゃん」
俺には付き合ってる人がいる。
青葉城西高校 男子バレー部主将、及川徹。
俺の、最愛の人。