幻想郷神人モノガタリ32話
ー咲夜達sideー
その頃、咲夜達はまだ立ち上がれず倒れたまんまだった。
美「咲夜さん、まだ立てませんか?」
咲「ええ、どうやらこっちが、あの女の能力ぽいわ。リョウさんにこの事を言うのを忘れてたわ。」
二人は、床に手を突いて上体を起こそうとしたが、少し上がるだけで全く動けないでいた。
美「能力二つ持ちなんでしょうかね?くっつける能力と変化させる能力の」
美鈴は、手の平の切り傷を見て言った。
咲「そうかもしれないわね。けど、これにも何か弱点があるはず、頑張って抜けましょう。」
二人は、今の状況を打破する方法を考え始めた。
ーリョウsideー
リ(防げないはず…!)
しかし、女の持っていたハンマーが急にグニャリと動くとたちまち大剣に変わり、リョウの当身を剣の腹で防いだ。
リ「!?これは!」
?「おっと、危ないっと!」
二人は、再び距離をとった。
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