☁.13
廊下で楽しく話してる子達の間を通り抜けて、階段は滅多にしない一段飛ばしで上ってく
廊下は走っちゃいけない、けどそんなこと言ってられない
私は無我夢中で探し回った
探していないところはあと一つ。
最後の一つへ繋がる扉のドアノブに手をかけ、開けた
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○○「嫉妬…?」
藤井くんに言われた" 嫉妬 "の二文字。
望が嫉妬なんて考えたことなくて、私の頭の中にはハテナしか思い浮かばない。
○○「何で嫉妬?」
藤井「俺に○○がとられる、とでも思ってんちゃうかな?」
○○「え、私…?」
藤井「あとは本人から聞きや?」
「ほーら、」と、藤井くんは私の背中をぽんっと押した
その時見た藤井くんの笑顔が優しくって、すごく安心した
それに勇気をもらった私は今、やっと見つけた望の前にいる
❁*. じゃにーずうえすと ❁*. 掛け持ちあり ❁*. 小説書かせてもらってます 読んでくださる皆さんが心の支えです。 1秒...