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第15話 勘と匂いと依頼と~記憶開花篇~

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────晴天の、午後2時半。

「...てことなんだけど、沙菜達はどう思う?」

スナックお登勢の、業務員専用休憩室。
少し古びた木の感覚が背中越しに伝わる革のソファーに、私と、向かいの同じソファーに、香菜と沙菜。

「私は...同感ね。それで小百合姉さんが記憶を取り戻す可能性は、大きいと思う」
沙菜が腕組みしながら静かに自分の意見を述べる。

「んー、あたしはわかんない。でも、依頼するのは、良い案だと思うよ」
香菜が子犬みたいな顔で、可愛らしく口に出す。

「そうね...
ありがとう!力を借りられて良かった。このまま今日は、万事屋に泊まることにするわ」
私は微笑んで、組んでいた足を解いた。

「うん。そうした方が良いね」
「...じゃあ。」

「協力ありがと。突撃日が決まったら即連絡廻すわ。」
「はぁーい」「...うん」

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