第18話-2 言いたいことと我慢すること

• 小説
• 恋愛
• オリジナル
• 私たちの空

富美加「正孝のことも、気づかんとかどんだけ鈍いんとか言われたけど、そんなんわかるわけないわ！だって、恋バナとかなっても1回も好きな人おるとか、正孝の事好きとか言わんかったやん！それやのにわかる人とか、テレパシーで心読める人ぐらいやわ！」
架純「なぁ、もう帰っていい？そんな話されるとは思わんかったわ。」
富美加「ちょっと待って、せめて、私のことは避けてもいいけど、周平と正孝のことは避けやんといてあげてや。」
架純「あんたがおるからやん。あんたがあの2人の周りでウロウロしてるから、近づかれへんねんやん！」
と、言い残して架純は帰っていった。
藤子「言いたいこと全部言えた？」
富美加「うん。」

いいや、全部は言えなかった。全部言ってしまったら一生元には戻れないそう思った。だから我慢した。