フレンドリー

• 親友
• 友達
• 友達関係
• 大切な物
• 小説
• 学校

｢私、チョコレートケーキ頼むからさ、陽菜乃とゆうは何頼む？｣
｢私はチーズケーキにするよ｣
｢私はフライドポテトで｣
｢じゃあ決定だね！ すみませーん｣
弥生って大人しそうに見えて実はすごくフレンドリーなのかもしれない……
｢はーい！ご注文どうぞ｣
｢チョコレートケーキとチーズケーキとフライドポテトそれぞれ１つずつください｣
｢かしこまりました！｣
凛桜は笑顔で注文をとると、調理室に入って行った。

｢ゆうもパンケーキ好きなの？｣
弥生が唐突に聞いてきた。
｢うん パンケーキは好きかな｣
実際はパンケーキなんかどうでもいいのだが……
｢そっか！日曜日楽しみだね！｣
｢うん そうだね｣
弥生は満面の笑みだったが、私はそうではなかっただろう。