☆DCT2☆33☆
15年後。
俺は未だにあのホームにいる。
通勤を、このホームに立ち寄れる場所にした。
今でも、たまに感じる。
反対側のホームにハルの姿を…
いつもは…
スゥ〜っ!と溶けてしまうように、見えなくなるけど…
えっ……あの子………
俺が通ってた高校の制服を着て、ベンチに座り、本を読んでる…あの子……
その子がパッと顔を上げて、反対ホームの俺と目が合った!
チョット驚いた表情になった、その目…
心臓がドキンッ!!!と打った瞬間!
「っ!ハルーーーーーーーーーッ!!!」
自分でもワケがわからなかった。
もう一度…
頼む!!!もう一度だけでええからッ!!!
ファァァーーーーーーンッ!
ガタンゴトンッ!ガタンゴトンッ!
ガタンゴトンッ!ガタンゴトンッ!……
通過の電車が俺達の間を遮った。
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