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君に何度でも恋をする #3
投稿日:807 0 32ふと、海を見ると夕焼けが海に反射し、辺りがオレンジ色で染まっていた。
そこに人影があった。
女の子だった。
白のワンピースを着て、海辺に立っていた。
息をのんだ。
とても綺麗だった。
どこか消えてしまいそうな彼女に気がついたら手を伸ばしていた。
「ねえ、」
腕を掴むと、その子は驚くようにこちらを向いた。
その子は泣いていた。
『だ、だれですか』
腕を振りほどかれ、きっとした目で俺を見た。
でもどこか、、どこか消えてしまいそうなのは変わらなくて、
「...名前、なんていうの?」
これが俺の一目惚れだった。
まさか君にあんなことがあるなんて思いもしなかった。