# 70
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───奏多side・・・
病院を終え、俺は急いで家に向かっていた
「「おい!瀬戸」」
奏「あ?」
「「ツラ貸せや」」
こいつは神風とよく乱闘する連中の一人
大稀(たいき)──
奏「お前らの相手してる暇はねぇよ」
大「あ?逃げんのか?」
奏「誰が逃げるかよ
明日てめぇらの基地荒らし行くわ」
大「てめぇ一人で来いよ」
奏「あぁ」
俺は何事もなかったかのように
帰りを急いだ
家に着き──
未伶が心配していて
彪斗から飲みもの渡され
未伶に寄りかかる
彪「お前らホント似てるわ」
奏「なにが」
彪「なんでもねぇ─」
遥「おにぃー。はい」
遥花から体温計を渡され熱を測る──
*⑅୨୧ 昶 逢 ୨୧⑅*
_ 恋愛小説を書いていきます _ ☆ 泡と、黒蝶 ☆ ──連載中── お互いに闇を抱えた男女の高校生の物語。