# 95
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そのまま泣いてしまっていた──
奏「どした?」
未「大好き」
奏「俺も大好き」
その言葉を聞けただけで安心した
水「神志那」
私の後を追って水原くんが教室に入ってきた
私は呼ばれたが振り返らず
奏多の制服の腕をギュッと掴んだ──
こんなあからさまな行為
私が水原くんと何かあったって
バレバレだ──
私は奏多から離れカバンを取り
未「ばいばい!水原くん
帰ろ?奏多、葵」
水「うん」
自分に大丈夫と言い聞かせた。
私は大丈夫──
私の彼氏は奏多──
*⑅୨୧ 昶 逢 ୨୧⑅*
_ 恋愛小説を書いていきます _ ☆ 泡と、黒蝶 ☆ ──連載中── お互いに闇を抱えた男女の高校生の物語。