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楽屋の扉を足で勢いよく開けて、ソファに横にさせる。
らむの汗はすごくて、顔はさっきに増して真っ赤に
なった。
このまま、らむが目覚めなかったらどうしよう、
怪我なんかしてて次のライブに出られなかったら
どうしよう、
そんなマイナスなことばかり頭に浮かんでくる。
薮くんが楽屋に僕を呼びに来たけど、今日のリハは
出ないことにした。
よく考えてみれば、らむは最近主演のドラマが決まって、
寝る時間もほぼなかったのかもしれない。
きっと、僕に気を使って、愚痴とかそういうものは
言わないけれど。
言わないからこそ、溜まりに溜まっていたものが、
らむに強く当たったせいで爆発してしまったのだと思う。
僕は最低だ。
緑 恋 ☀️
私の日々の小さな妄想で 読んでくださる全ての方が幸せになることを目指して ___ ど こ に で も い る 妄 想 家...