「…有難う。」
「アンタってさ、何だかんだ子供に甘いわよね。」
「そんな訳ないだろう。子供は嫌いだ。」
「クッキー頬張りながら言われても説得力ないわよ(笑)しかし、味も分からないのに食べれるのも凄いわね…」
「君はあの子が母親と一生懸命作ったものを残せるのか?」
「はいはい、つまり嬉しかったのね、プレゼントが。まったく、面倒な性格ね〜…」
「君に言われたくはないがね。」
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後日女の子にはめちゃくちゃ「美味しかった」って言いました。
アンナはそれを見て笑いを堪えていたようです。
「お、お姉さま!駄目ですよ笑っちゃ…!」
「わ、分かってるわよ……(笑)」
何だかんだ託児所と化している屋敷でした。
余談ですが、ロジェは人間の食べ物の味が分かりません。甘いとか辛いとかは分かりますが、味はしないんだそうです。紅茶は飲んでいるので、恐らく紅茶の味は分かるのか、もしくは嗜み程度なのかも知れません。
☆ ののじと申します。 マイペースに活動中です。 主にアプリゲーム。▽パズドラ(ランク671.)▽モンスト▽古の女神▽オセロニア▽ぷよクエ▽デレ...