私を必要として 第1話

嫌だと言ったのに先輩には逆らえず、俺はこんな所に来ている。先輩はお気に入りの子がいたらしくすぐ指名していた。俺はこんな所に来た事無いし女の子の写真を見て適当に決めようと思っていた。この子何だか赤葦に似てるな。赤葦が高校を卒業してから音信不通だし、なんか懐かしいな。あの頃から俺は赤葦が好きだった。告白は出来なかったけど…。今も好きだ。赤葦に会いたいな。でも俺や梟谷のみんなも赤葦の連絡先を知らない。そこまで会いたく無い理由って何だろうか？みんな寂しがっているから元気でいるなら連絡の一つでも欲しい。