小説〜初恋〜 番外編②
そして、大ちゃんに連れてこられたのは…近所の公園。
大貴「着いたー‼︎」
ろあ「え?なんで公園…?」
大貴「うん?だって鈴白、人が多いところ嫌いでしょ?」
ろあ「うん…」知っててくれたんだ…
ろあ「うわぁ、懐かしい!」私は小さい頃大好きだったブランコに乗った。何年ぶりかな…?昔のことを思い出しながら漕いでいると、
ろあ「うわっ⁉︎」いきなり背中が押された。
大貴「押してあげるよ。」
ろあ「え⁉︎いいよ」
大貴「遠慮しなくていいから!」
ろあ「強く押さないでね?」
大貴「いっくよ〜?」
ろあ「うわ、ちょ?まって…」大ちゃんの力によってブランコが動く。風を感じる。でも、まだ3月。寒がりの私にとって、この時期のブランコはとても寒い。
大貴「どうだった?」
ろあ「寒かった…」
大貴「ちょっと待ってて?」そして、走って行っちゃった…
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