ワガママLADYにはなれない
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〇〇の目が覚めた頃にはもう家に着いていた。
〇〇「ん…。」
健人「起きた?」
大好きなその優しい声は、ベッドのすぐ横から聞こえた。
〇〇「…あ、仕事!」
健人「寝てなきゃダメだって。」
慌てて起きようとする〇〇を健人は止めた。
健人「本当に世話のかかる彼女だなぁ。」
ため息をつく健人を横目に〇〇は微笑んでいた。
健人「何ニヤニヤしてんの?笑」
〇〇「別にしてないもん。」(彼女…か☺️)
健人「勝利にキスでもされた?」
〇〇「え!?」
されそうになったことを思い出し、少し焦る。
健人「おい。」
〇〇「されてないよ!本当!」
健人「じゃあなんでうつってんだよ笑」
〇〇「キスしたらうつるわけでもないでしょ!」
すると〇〇の視界は健人の綺麗な顔だけになる。
健人「じゃあ、試してみる?」
チュッ…