導きの星
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『ほーくーっ』
歩くのもままならない幼子は、その背中の石を見てキャッキャと声をあげて喜んだ。
『ーーーああホントだ……。ラナよく分かったなぁ』
そう幼子の頭を、潰してしまうのではと思うようなゴツい手で優しく撫でたのは、先日飼い主となった男である。怖がることなく、その傷だらけの腕に抱かれ喜ぶ幼子はまたキャッキャと笑い、男の頬にキスを贈った。それに強面の顔をくしゃりと愛おしさで歪め、石の持ち主の方に意識を向ける
『レア=ホークー、我らが海の導きの星よ。』
ーーどうか我らの旅路を見守りたまえ。
❇︎❇︎❇︎
レア『てなわけで俺の名前はお前がつけたのよ』
ラナ『初耳!!!』
ぐる
たまに浮上するレア種に。 お気にとか最近練ったのをあげるだけの生き物になってる。消してもいいんだけど、アカウント消すと今までのおしゃ...