双恋
投稿日:
489
0
5
0
「それじゃ、また家でね!」
怪しむ翔ちゃんに気づかないふりをして私は学校へ向かった。
手紙のことが気になって集中できなかった授業もやっと終って私は更衣室へ向かった。
久しぶりに着る東高校の制服。
前は少しわくわくしたけど、今は緊張する。
東高校の制服に着替えて私は東高校へ向かった。
東高校の靴箱の前で私はあの手紙を出した。
よし、入山さんの靴箱へ入れよう。
と、思ったが私はピタッと止まった。
そういえば、入山さんって何組?何番?
苗字から考えると大体1番から5番くらいの間にいるはず……
私は仕方なく、全てのクラスの靴箱を調べる事にした。