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だって、 69
投稿日:835 0 12「…クッソ!!!!!」
大事な妹への被害がまた出るなんて、そんなこと考えたくなかった俺は、遂に親や担任に報告して
転校した。
…俺は負けたのか?
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「んっ…」
目の前には真っ白な天井。
??「あっ!!」
「…絢」
絢「北斗くん?!目、覚めたの?!よかったぁぁぁー…」
どうやらここは保健室らしくて、先程俺は神宮寺に掴みかかった。
細かくしたことなんて、何にも覚えてないけど、
摑みかかる直前、
アイツは微笑んでた。
丁度、保健室に先生も誰もいなかったから、
俺は絢の手をしっかりも握り、
「もう…これ以上神宮寺に近づかないでくれ…」
そう、懇願した。
絢「ごめんね、北斗くん。
神宮寺さん本人からも聞いてたの。北斗くんが中学生の時にいじめに遭ってたこと。」