24話 カフェ組の衣装合わせ②
「総くんかっこいい!」
似合ってるよ!!とタキシード姿の沖田に目を輝かせるまな。
「そ...そうですかィ?ま、まなだってなかなかなんじゃないですかィ?」
赤面し少し視線を逸らす沖田。
互いを見つめる二人。
こうしてじわじわと時が流れた。
──中学生の皆さん。おはようございます。銀魂高校オープンスクールへようこそ──
「やばっ!説明会始まっちゃった!」
校内放送と共に教室にいた全員が時計に目をやる。
9時。いつの間にか時間というものは経ってしまうものである。
「そこ!2人でイチャついてないですぐに準備始めるアル!」
この小説で初めて言葉を紡ぐ神楽。神楽の言葉で沖田とまなははっと我に帰り、厨房へ駆け込む。
「ほら!しおちゃんも早く準備しなきゃ!」
しおを急かす未悠。それでもメイド服に抵抗があるしお。
...ここで未悠が取っておきの言葉をしおの耳元で呟いた。
魚の数が浮上率。 🐟🐟🐟 暇人級浮上率(100〜75%) 🐟🐟 通常授業級浮上率(午後7時〜、75〜35%) 🐟 低浮上、コメ返のみ浮上(〜35%)...