さん

"いつもよりは"早く帰れるなんてそう思ったものの、今この時間は10時前。


あと10分程度で家に着くけれど、睡魔に弱い大ちゃんは、仕事で疲れてもう寝ているかもしれない、



そんな不安に多少かられながらも電車からおりて急ぎ足で、ようやく家の前までくる




一応、そっとドアを開けながら入るとリビングの明かりがついてることが分かった




「…大ちゃーん、ただいま、…」


有「んぇ？○○！今日はやいんだ！！」


って、私を見つけた瞬間、嬉しそうな顔をしてこっちにくる
すぐにぎゅーってしてくれて、



有「…何で今日いつもより早いの？」


「うーん、大ちゃんに会いたかったから。かな？笑」



黙りこんで私の肩に顔を埋める大ちゃんだけど耳、赤いのばれてるよ、笑




有「…もー、ほらベッド」


「ん、？なんで？笑」


有「は？そんなの分かってんでしょ、」