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長編40
投稿日:964 0 12そう言われ手招きをされた。
なんだろ?そう思いながら立ち上がってローさんの元へ駆け寄った。すると
ピタッ
ユ「ひゃあっ!!!」
ローさんはゆっくりと私の方へ腕を伸ばし、さらりと私の前髪をどかして額に手を当てた。
ロ「…平熱だな。脈拍も測るから俺の部屋に行くぞ。」
…もーーー!急にそういうことするの本当にやめてほしい!!!心臓に悪い!!!
どきどきと高鳴る心臓を抑えながら後をついていった。
部屋に入り、てきぱきと脈拍を測る準備をしていくローさん。その様子をぼーっと見ていると、あっという間に測り終わっていたらしい。
ロ「脈拍も大丈夫そうだな。いてぇところとかねぇか?」
ユ「あ、大丈夫です。」