籠の中の鳥に恋をした
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『なぁ、ナミオレナミが好き』
自分でも唐突だと思った。
「オレさっきナミの母親にあったよ。」
「カズナリ」
「お前にそっくりだった」
「和成!」
ナミが、いきなり大きな声を出した。
「ありがとう。和成。だが私は君の想いに答えることはできない」
なんで?
「私は忌の子だと言ったはずだ」
思ってること本当にそれだけか?
「ナミお前が本当に思ってるのはそれだけか?」
「あぁ。それだけだ。」
「なら目を見て言えよ。」
そう言ったらやっと顔をあげた。
眉間にシワがよっている。泣きそうな顔。
次で最終話です。
千裕
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