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「───…でも」
「ん?」
「悠馬もつれていくから」
「うん?…いいよ!」
そこでニッと笑った海夏の顔はどこか怖く、どこか面白そうな。
「…悠馬!」
そう、海夏が呼ぶ
「あ?んだよー」
「あ?じゃないわよ、」
「はいはい、それで?」
「今週の日曜、10時時計台前にて集合。
さ、どっかいきたまえ!」
「はっ?」
「お願いっ!悠馬……ね?」
いきなりそんなこと言われたら誰だってびっくりするだろう。
でも、悠馬が条件だから来てもらわないと困る…
だから、私は自分の目線のところで手を合わせお願いのポーズをする。
「……っ~!…わかったよ!」
「ホント?!ありがとー!!」
「うし、これで準備は整った…」
そんなわけのわからない海夏の言葉をスルーして、
なんだか耳の赤い悠馬に首を傾げる。
真。(活動お休み
ゆるり。ふわり。ひらり。