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もう振り返らない健人sidelast
投稿日:370 0 24『えっ...』
「もう決めたから」
もう遅いんだ
そう思うと
だんだん力が抜けてきて
その隙に
○○が俺の腕から
抜け出した
「ばいばい....」
○○は涙を流しながら
微笑んだ
そしてくるっと
振り返って
歩き出した
なんで...
○○のことだけを
愛せなかったんだろう
俺はただ○○の姿を
見つめることしか
出来なくて
『........ばいばい....○○』
そして俺も
○○に背を向けて
歩き出した
end