1週間の奇跡
「ねえ、新一!次は、何にする?」
私は笑顔で新一に話しかけた。
「そろそろ昼飯にしねーか?」
「そうだね。」
今のところ事件は起こらず、私たちはトロピカルランドでデートを楽しんでいた。
「なんか久しぶりだなー。」
トロピカルランドに行った時、私は記憶喪失になっていた。新一を含め誰のことも覚えていなかった。
(そういえば…。)
あの時、私を命をかけて守ってくれたのはコナンくんだった。怪我を負っても、自分自身が犯人に狙われても。
「ねえ、新一。コナンくんって…。」
「え?」
何焦ってんのよ。そう思いながらも聞いた。
「どうして、私のこと命をかけて守ってくれるんだろ?」
「さあ?」
コナンくんの話はしたくないのかな?私はふと聞いた。
「にしても、コナンくんの方が頼りになるよねー。大事な時に電話しかしない誰かさんと違って。」
「蘭、てめー…。」
そろそろ新一が不機嫌になったからやめることにした。
名探偵コナン・犬夜叉などなどアニメとマンガが大好きな社会人です。 〈自己紹介〉 名前→サクラサク 誕生日→10月13日 星座→てんびん座 ...