純粋な彼_ 松島聡。小説
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『なにしてんだよ!!』
「そ、聡くん!」
ゆうき『松し…』
名前を言い終わる前に聡くんが ゆうきの頬を殴って
私はこんな聡くん見るの初めてで、怖くて、
だけどよく見たら ゆうきの口元と額から血が流れてて
慌てて 聡くんを止めようとした。
ゆうき『なんで こいつなんだよ!!』
『…だまれ!!』
「聡くんやめてっ!!」
『…まり、』
「今この人をあやめたら きっと聡くん後悔する!!
後悔してる聡くんなんて見たくないの!」
そう言うとやっとゆうきを離してくれた。
『ゆうき。訂正するよ』
ゆうき『…なにをだよ』
『俺には守りたいものがある。
失いたくない人がいる。
それは弱さなんかじゃない。強さだ』
ゆうき『…、』
『まりが居るから俺はいくらでも強くなれんだよ。』
そうして私達はこの建物を出た。
ありがとうございました。
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