氷精と人間の幻想物語
~16話 遭遇~
「ユウキはどこかなー?」
紅魔館の中を1人歩いている氷精、チルノはユウキを探し彷徨っていた。
「わざわざレミリアに聞かなくっても霊夢に聞けばいいじゃない。アタイったら天才ね!」
初めからそうすればこんなことにならなかったと後悔するのは、後のお話。しばらく歩くと、向こうの曲がり角に何かいる。
「なんだアレ、布?」
ひらひらと白い布がなびいていた。すると、曲がり角の向こうに消えていった。
「面白そう。待てー!」
チルノは全力疾走で布を追う。曲がり角をいくつか曲がったところで、布を見失った。
「あれー、どこいったー?」
辺りを見回していると、偶然に見つけてしまった。2人の少女の姿を。
「あれって、フランか。それにもう1人は…誰?」
被害者が1人、出ようとしていた。
~続く
チルノとお空が嫁の馬鹿な変態です。 投稿時間が昨日のやつでも関係なしにコメントします。 こんなやつでもよろしくお願いします。 基本テキ...