#22
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「…○○」
『…ん、?』
俺は○○が座る前の席に腰掛けた。
まるで消えてしまいそうなほど弱くて細い返事をした○○の目は赤くなっていて、泣いていたのなんて一目瞭然で。
きっとその原因は、
【大貴先輩って彼女できたの!?】
朝からクラスでもちきりのこの話題。
学校中の人気者の大貴先輩は今まで誰に告られても断ってきたのに、なぜか今回はOKをした。
みんなが疑問に思っていること。
でも俺にはわかる。
きっと、
○○から離れようとしてるんだ。
さ く ら り ん ご ○♪.°
▽ᵒᴾᴱᴺ▽ 小 説 屋 で す ゚。*♡ < < 君 の 全 て を 愛 し て い た い > > < < D ...