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#38

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あの日から大貴くんとは話していない。
私が一方的に大貴くんを避けていた。


大貴くんを見たら、彼女としていたキスを思い出しそうで怖かったから。



あのあと、私は泣いた。
涙が止まらなかった。

それほど大貴くんが好きだった。

でもこれで決心できたのかもしれない。



大貴くんは“お兄ちゃん”であって、それ以下でもそれ以上でもない。
大貴くんの妹である私は“それ以上”なんて存在しないんだ。




廊下の先で友達と話す大貴くんを少しだけ見つめた。


きっとこの先こんなにも好きになれる人なんていないな。


大貴くんから視線を外して、一番最初にそう思った。
なぜかまた涙が出そうだった。






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