422
投稿日:
221
0
5
0
「いい加減にしろよ!!! そうやっていつまでも過去の俺にすがりつくな!!!!
俺はもうあの頃とは違う!!!!!
どんなに願ったって母さんはもういない!
俺には…もう…楽器を吹く意味がないんだよ…」
上がったままの拳が振り子のようにぶらりと落ち胸ぐらから手を放す。
「これ以上…吹いて何になる。
誰のために吹けばいい…
これ以上…俺を…苦しめないでくれ…」
彼の頰に一筋の涙が流れる。
「先輩にとって音楽はそんなものなんですか…」
RiLy🌷
👇Touch👇 野球&吹奏楽の恋愛小説投稿してます! 吹奏楽経験知識あり👍野球知識微妙な奴です😅 My Favor...