俺だよな #302
時が経つにつれて次第に周りの人の視線が気になる。
望)、、こっち、
そう言ってみやの手をとって走り出したのんちゃん。
どこに向かってるのかすら分からないけど今はのんちゃんの走りについて行くので必死だ。
時間が経てば経つほど悲しさが増してきて涙が止まらなかった。
美)の、のんちゃん、
望)ええから。
みやが理由を聞こうとしてもまともに答えてくれない。
そう思っているとだんだんスピードがおちてきてやっと止まってくれた。だけど泣き顔を見られたくなくて下を向いてしまう。
のんちゃんが何をやりたいのかすら分からず顔をあげようとした時、のんちゃんの靴が見えた。
驚いて顔をあげると目の前には立て膝をついたのんちゃんと後ろには大きなシンデレラ城があった。
そっと髪を耳に掛けてくれて涙を拭いてくれたその手は誰よりもあったかかった。
コメントまで沢山していただいてありがとうございました😭💕 また戻ってきたらよろしくお願いします☺︎ またいつか . . .