LOVEスイッチ 13
裕翔「○○、今からそんな緊張するなよ。大丈夫だから」
いつの間にか私は胸に手を当てて強く制服を握りしめていた。
その手を裕翔先輩が優しく包んでくれている。
○○「でも、私、主演なんてしたことないですし…自分の演技に自信が…、
だから今から何かしないと…」
裕翔「もっと自分に自信もちな?
俺はずっとカメラ越しに見てたよ、○○の演技。
表情豊かで自然で、見てる人を引き込む力があると思う。俺は撮りながら引き込まれた。もっと○○を撮ってたいっておもったもん。○○は、演技の一つ一つが丁寧なんだよ。だから大丈夫。
俺が保証するから」
手を握っていた手が頭に移ってポンポンっと撫でてくれる。
安心するな…裕翔先輩。
緊張が一瞬にしてとけていくのが分かった。
リラックス、リラックス。
いつも通り、台本がきたら一気に入り込めばいい…
🔽open🔽 皆さんみたいな素敵な方々と絡めるって 本当に奇跡的だし、当たり...