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そうして、ぎこちなくもリヴァイが口を利くようになったある日─

「ねえ、家に来てみない?」

スカラがリヴァイに言った。

「はぁ…?わざわざ地上に出て、壁を越えてくのか?
どれくらいかかると思っていやがる。」

「大丈夫よ、すぐそこだから。
家に、きっとリヴァイが気に入ってくれると思う物があるの。」

そう言うと、スカラはリヴァイの返事も待たずに歩き出した。


「チッ…」

リヴァイは舌打ちを1つすると、スカラの後を追う。

(コイツの家、まさか地下にあるのか…?
だから境遇の同じ俺に同情して、こんな事─)


そんな事を考えている内に、スカラは階段を上り始めた。



──地上へと続く階段を。

(どうなっていやがる…?)

訳が分からないまま、リヴァイは歩き続け… スカラの言った通り、辿り着いた先はすぐそこだった。

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