未来編02
すず「じゃ、ぱぱ、のんくん、行くよー!」
今日は俺の誕生日。
俺「はいはい、希、準備は?」
希「できてる!」
すず「じゃあ!出発!」
彼女はあれからよく笑うようになった。
底抜けに明るくなり、昔の小さな彼女を見ているようだった。
すず「さあ、着いたよ!」
希「お魚さんがいっぱいだね、まま!」
すず「ほら、ぱぱ何やってんの!行こう?」
俺「ああ、今行く」
しかし、俺にライバルが出来た。
それは希、息子の存在だった。
希「まま!抱っこして!」
俺「……希、俺が抱っこしてやる」
希「やだ!ままがいい!」
俺「……ままは希が生まれるずっと前から俺のだからだめ。」
彼女みれば嬉しそうに笑顔を浮かべていた。
すず「希。ぱぱ。イルカみにいこう?」
希「うん!」俺「……おう」
2つの笑顔を守っていこう____そう思った。
光 月 あ お ( コウヅキ アオ ) 小説かいてます 新小説お楽しみに 出戻りってやつです、