希望は絶望に
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母は小学校入学式の日家を出た
何の希望も考えも関心もなく、肉体だけかかしのように持ち歩く彼に、興味を持てる対象が生じて消えた魂のかすかな光が射し始める。生きなければならない理由が出来そうだと思った時、希望はすぐに絶望に変わる。ヨンドに会う前にウンサンはタンに出会いお互いに好き。ウンサンが冷たい目で見たときヨンドの胸がびくっとおちる。いつも冷気が漂っ目に痛い涙が溜まる。
他の人に心があるウンサンを好きになり、かわいそうだが、誰も好きになれない、愛せない心を持つ人ほど不幸な人がどこにいるだろうか
誰かを熱烈に好きで愛することを知らなければ、人生の冷たさを何で溶かせるか。母親に捨てられた傷と衝撃をウンサンを好きになる事で、もしかしたら洗い流すかもしれない。親の間違った生き方や価値観で本来自由に色々な夢を見て幸せな年齢に親の背負った重さに苦しんで唸るような青春の姿があまりにも痛々しく残念だ。
名無しさん