続・恋

• 結城藍嘉
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「ぇー！勇太郎、またバレーするのー？」
勇太郎がうちだけに笑いかけて、話しかけてくれて。嬉しすぎて声が裏返る。
「ま、そのために青城来たしな。華はもうやんねーの？お前、すっげートスうまかったじゃん？」
好きな人に褒められて嬉しくないなんてこと、あるだろうか。ついついはしゃいでしまう。
「ほんと！？本当はね、バレーやろっかなぁって思ってるけど…。だって運動しないと太るし…」
未来が女の子らしく微笑んでいる。
勇太郎も女の子らしい方が…好きだよね…。なんて…。
「じゃあ、見学行かねえ？青城体育館広くて男子も女子も一緒に使ってるらしいから」
その言葉に反射的に返事をする。
「え！ほんと！？行く行く！未来も行こ！」
「は！？」