続・恋
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絶対に迷惑だと思う。
でも涙は止まらなかった。
「どーした?言ってくんねーとわかんねーよ?」
優しく頭を撫でてくれる勇太郎。そんなことされると自惚れてしまう。
「なあ、華?」
勇太郎が親指で不器用にうちの涙を拭ってくれた。
「なんか悩み?俺に言えねえこと?」
「違う……。悩みとかじゃなくて……その……」
勇太郎の困った様な顔が間近で見える。
ああ、やっぱり困らせてたんだなあ、って。
「……勇太郎に嫌われたくなくて……」
「え!?」
うちの言葉に弾かれた様に体を強ばらせた勇太郎の顔はどんどん赤くなっていく。
「…嫌いになる訳ねーよ」
藍嘉
更新→ 2016/5/8 お名前元に戻しました♪元らんちゃん:蘭汰です✨ 無言フォロー、無断マイコレとか全然大丈夫!むしろうぇるかむ(ノ*>∀<...