kissマーク end
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後頭部と腰に腕をまわされ、彼の体温を全身で感じる。
「さっきの続き、君は頑張り屋だ。
今回みたいに思う通りに努力が報われることがないときだってある。
でも君は全てのことに全力だ。
僕にだって、全力だった。
……どれほど、その姿に惹かれ、可愛いと思ったか」
そして彼はそっぽを向き、口を手で覆う。
その動作が、綺麗で私は見とれていた。
「そ、それって…」
期待、しちゃってもいいんだよね?
赤司君が、照れてる。
「さっき言ったろう? 僕の言うことは絶対だ。 僕のものになれ、彩夏」
私の目をみて、はっきりと言い切った赤司君の顔が真剣で、
嬉しくて、嬉しくて、
涙が溢れた。
「赤司君…っ! 好き」
ーfinー
かりめろ
元柚樹です。↓ご覧ください。 もそもそ絵や小説を書いたりしてます。 忙しくて消えることばっかり。 Like…→弱ペダ沼・刀剣乱舞沼・暁のヨナ...